■わが家の評価
住宅は家族の営みを受けとめてくれます。
家族それぞれの想いが詰まっています。
欧州の住宅に比べ、平均すれば寿命が短い日本の住宅ですが、銀行や役所が決める評価(額)は、家族の想いいれの詰まったわが家の評価とは大きなギャップがあるように思えます。
■地球環境と日本家屋
地球温暖化が騒がれる昨今、環境への負荷軽減は私達の責任です。ゴミを増やす事や必要以上にエネルギーを消費する事などは、極力避けなければなりません。特に多くの森を使い、私たち日本人が木造住宅を所有するからには、大切な資産として長持ちさせて使うことが義務のようにも思えてならないのです。
■刷新・改革+長寿命化=リノベーション
リノベーションとは、例えば住宅の今までの機能や間取りなどを刷新して、新しい価値を加えることを言います。
即ち、住宅の資産価値を高め、未来の人に引き継いでいこうとする考え方なのです。
具体的に
1)建物を強くする
2)高齢期の暮らしに配慮する
3)省エネルギーを実行する
4)情報化社会に対応する
5)長寿命化させる
等々を検討してリノベーション計画を組み立てることなのです。同じお金をかけるにしても、住宅を資産として価値の高いものにするように考えたいですね。